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「カープファンハサイコーウデ~ス!!」お前が最高だよシャイナー!

ジェイクシャイナー来日初ホームラン

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カープ 3-0 DeNA

試合後新井監督は、「今日の勝ちというのはすごく大きいと思う。こちらも森下だったので、何としても勝ちたいと思っていた。アタマを取られて、昨日は雨で中止。今日は何としてもと思っていた。選手もそういう気持ちでいてくれていたと思う。みんなの頑張りで勝てたのかなと思います。」と語った。

監督が絶対に勝たなければならないという想いが、試合前から選手へ浸透していたはずです。

相手先発はDeNAの「絶対エース」の東。開幕8連勝、横浜スタジアム11連勝ラスボス感満載のピッチャーです。

カープ先発は森下暢仁、痺れるような投手戦が展開されることを誰ひとり疑う余地はありません。

球界屈指のピッチャー相手に両チームバッターは身動き取れなくなる前に勝負する早打ちの作戦。

そんな中でベテラン會澤の第1打席、ファウルで粘って9球投げさせ空振り三振。
これが欲しいんですよ。絶対に勝たなければいけない強い意志を感じた打席だった。

9球のうちファウルを含めて6球が四隅に散らすストライク、2球がゾーンギリギリのボール、1球がラストのワンバウンドしたチェンジアップ。

「やっぱりやばいピッチャーだな!」と思わずひとり言が口をついて出てきました。

カープ6安打、DeNA7安打。カープは1・4・5回とランナーを出したけど得点に結びつかず。

一方森下は4回ランナー1・2塁、6回は2アウトながら満塁のピンチ。とにかくDeNA打線の圧力がすごい。森下はヘトヘトです。

最後は新人度会を5球で空振り三振。耐え抜いた森下暢仁は間違いなく漢です。

新井監督は、「森下が本当、今日も素晴らしいピッチングだったので。森下のピッチングがシャイナーのホームランを呼んだのかなと。それくらい素晴らしいピッチングでしたね。横で見ていても、真っすぐが糸を引いていたもんね。」と絶賛。

森下のストレートは糸を引くらしいのでこれから、「納豆ストレート」と呼びましょう。

シャイナー決勝3ランホームラン!

最近映画やドラマを見ても全然泣けなくなったんですが、ドキュメンタリー特にスポーツ。中でも野球が泣けます。

きのうのシャイナーのホームランはもう号泣ですよ。

シャイナーのこれまで...

初出場・初先発出場:2024年3月29日、対横浜DeNAベイスターズ1回戦(横浜スタジアム)、8番・ファーストで先発出場

初打席:2回表に東克樹から遊ゴロ
初安打:4回表に東克樹から左越二塁打

初本塁打・初打点:2024年7月17日、対横浜DeNAベイスターズ13回戦(横浜スタジアム)、7回表に東克樹から決勝3ランホームラン

シャイナーは東に縁があるんですね。

2打席目のヒットからのセカンドアウトはご愛嬌ということで。

きのうDeNAは7安打すべてが単打、長打を打たせなかった森下くんがすごい。

カープは6安打、1ホームラン、5単打。シャイナーは長打が欲しかったんですよ、それ故の2塁への突入、決して暴走とは呼ばせない。心意気ですよ。

 

カープラッキー7の攻撃、何か予感がしました。

先頭の上本ヒット、完全にチェンジアップ狙いでしたね。次は小園、ラスボス東は超お得意様で難なくヒット、ライトの度会送球ミスでランナー2・3塁。

度会はスローイングに難ありですね。次回からは度会狙いで打ってきましょう。

ノーアウト2・3塁です。どう考えても最低1点は入るでしょう。

そんなカープファンの甘い期待を打ち砕く野間の浅~いセンターフライ。ランナー動けず。

続く菊池も前進守備のレフトにドンピシャのフライで、ランナーに根が生えました。

犠牲フライ狙いなのはわかるけど、ヒットを狙えよ、頼むよ。

 

2アウトで次はシャイナー。東に縁のあるシャイナー。ノーアウトのピンチを2アウトまで持ってきて東は余裕ですよ。

その余裕が心に隙を生んだんですよ。會澤に投げた9球はきれいに四隅を突くコントロール、そしてコマンド抜群のカット・スライダー・チェンジアップ。

なのに外国人選手相手に初球まさかのインハイストレート。舐めてる完全に舐め腐ってる。

シャイナーが打席に入る前にマウンドへコーチが来て、フォーメーションの確認。1塁が空いているので歩かせて次の森下勝負か、そのままシャイナーで勝負か?

東は「余裕っしょ!」とだぶん言ったんじゃないですか、シャイナー勝負です。その余裕が初球のストレートにも現れています。

2球目もまさかのストレートだったんですけどね。143kmがベルトよりちょい下にきたらそりゃー打ちますよ。2打席目のヒットの時と球種は違うけど同じコース。

最初は深いセンターフライと思ったんだけど、なぜか伸びていきスタンドイン。泣けてきましたよ。

 

ヒーローインタビューは最後の「カープファンは最高です」が強烈で何言ったかよく覚えてないんですが、きのうはシャイナーの日だったんですね。

試合後打たれた東は、「一番最悪な結果が起こってしまった。甘さがあったかなと。また後半戦、役割を果たせるように調整したい」と語りました。

次がんばってくれ、当分カープは投げなくていいから。巨人をやっつけてくれ。

シャイナーはこれで覚醒したとは言わないが、これまでのマイナス分を取り返してください。期待しています。

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