今日からペナントレース後半戦が始まります。オールスターゲームの終わりなど、節目に「次に向かってキーマンになる選手は誰か」というのがよく言われますが、そんなのは始まってみないと分からないというのが正直なところです。
新井監督としては、「これまで通り、選手一丸となって、1試合1試合目の前の試合に集中して攻めるだけです」と言うんでしょうね。
「キーマン」というのは、今までの戦い方をガラッと変えるようなゲームチェンジャー的な存在のことです。
カープの前半戦の戦い方は、強固なピッチャー陣を基盤にロースコアを何とか勝ちきっていくスタイルでした。
では、後半戦にどう変わっていくのかと言われたも、変わりようがありません。最終戦まで、このスタイルを貫いていくしか方法はないのですから。
その中で、ラッキーボーイ的な存在が現れるかどうか、または既存の選手が生まれ変わったように成績を上げていくかの2通りです。
既存の選手で、前半戦安定した力を発揮したのは小園と野間です。シーズン終了まで、これまでと同じような成績を残してもらいたいものです。
疲れるロースコアの接戦ばかりの貧打のカープです。贅沢は言いません。ここにちょっとだけ長打力をプラスできたら、随分と楽な試合運びができるんですけどね。
そのちょっとだけの長打力を発揮できる、既存の選手は坂倉しかいません。
オールスターゲームでは神宮で試合前、バットを持って丸に教えを請う動画を見ました。その夜、満塁ホームランです。この1本で、彼は必ず変わってくれるはずです。
坂倉の打撃の調子が上がるのが先か、末包が戻ってくるのが先か、競争ですね。
野手のラッキーボーイ的な存在になれるのは、中村貴浩、佐藤、久保、田村が筆頭でしょうか。もしかしたら、二俣か大盛が大化けするかもしれません。とにかく、期待しかありません。
絶対にカープが優勝です!