カープ 2-1 DeNA
ちょっと時間が経ってしまいましたが、7月31日のDeNA戦の観戦記です。
とにかく暑かった、試合がどうのこうの言う前にひと言暑かった。これでカープが負けたら目も当てられないんですが、DeNA先発・東相手に貧打爆発1点差で逃げ切り勝ちしてほんと良かったわ
当日はクリス・ジョンソンのセレモニアルピッチなどが行われました。
野村祐輔と共にカープ3連覇を支えた偉大なるサウスポーピッチャーです。当初は始球式をやると聞いていたのですが、トータテ広報部長で新井良太打撃コーチの奥様・河村綾奈氏の始球式がねじ込まれてきました。
さすが地元経済界の星・カープ球団、スポンサー様は神様です。
ジョンソンは石原バッテリーコーチをキャッチャーにセレモニアルピッチです。
スマホなので画像の質が最悪なんですが、雰囲気が伝わればいいじゃないですか。クソ暑いのに一眼レフと望遠を持っていく気になりません。
花束贈呈やジョンソンのスピーチもありました。「サイコーで~~~す!」と叫んでいました。
ジョンソンの最後のシーズンは全然勝てなくて、キャッチャーを石原に変えたら勝てるだろうと2軍だったのを緊急昇格して、バッテリーを組んだけど勝てなかった。
最後のシーズンは0勝に終わりそのまま自由契約でアメリカへ帰っていきました。最後は少し寂しかった。
ジョンソンのセレモニーを見ながら感傷的になっていたけど、なんせ暑いわ~~~
カープ側パフォーマンス席は、スコアボードの時計を見たらわかりますが、18時40分まで陽が射していました。地獄です。
でも、カープが勝ててよかった。負けて広島駅までのカープロードをトボトボ歩くのは暑さ地獄とは別の精神的地獄です。
次は9月11日巨人戦内野S席です。まだ優勝はないだろうな~ それよりも涼しくなってることを望みます。
試合レビュー
カープが接戦を制し、DeNAに2-1で勝利です! この勝利で2連勝を飾り、首位・巨人まで1ゲーム差に迫る白星となりました。まさに、首位が目の前です!
この日の主役は、間違いなく床田寛樹投手でした。7回1失点の粘り強い投球で、リーグ最速10勝目を手にしたのです。
これは、球団では2018年の大瀬良以来の快挙です。昨季11勝を挙げた左腕は、日本人左腕では1986~91年の川口和久以来となる2年連続2ケタ勝利を達成しました。まさに、新しい"左のエース"の誕生を予感させる素晴らしい投球でした!
打線も素晴らしい活躍を見せました。DeNAの好左腕・東から効果的に得点を奪いました。4回2死無走者から中前打を放った坂倉が、続く菊池の三塁線を破る二塁打で一気に本塁生還。さらに2死二塁から矢野の左前適時打で2点目を奪取。
この貴重な2点を、投手陣が最後まで守り抜きました。
リリーフ陣も見事な働きを見せました。8回はハーンが先頭四球を与えながらも無失点。9回は栗林が締めくくり、今季28セーブ目を記録。マツダスタジアム通算59セーブは、中崎を抜いて球団単独最多となる大記録です!
この日は、1986年に球団5度目のリーグ優勝に導いた元監督・阿南準郎さんの訃報が発表された特別な日でした。選手たちは喪章を付けて試合に臨み、阿南さんへの想いを胸に秘めて戦いました。
新井監督が「阿南さんのことを心に置きながら、今日の試合を戦いたい」と誓った一戦を、見事に白星で飾ることができました。
床田投手は試合後、「安打は結構打たれましたけど、回の先頭をしっかり取れたのでそれが良かったと思います」と謙虚にコメント。33度の猛暑の中での力投に、カープファンも感動したはずです。