昨日の広島カープの負け試合でがっかり ているところに、分かってはいたのだが我らがカープの選手会長・會澤翼のFA権取得のニュースが飛び込んできた。
相変わらず日刊ゲンダイは、ひどい憶測見出しで記事を突っ込んできた。
[https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/253374]
もう巨人には、炭谷・小林・大城と3人もキャッチャーがいるのだからいらないだろう!
でも巨人なら敵チームの戦力をダウンさせるために、キャッチャーが3人いても取りに来るだろう。原監督のやりそうなことだ。
會澤翼のコメントは、「ここまでやれたのは一つの目標ではないけど、誇りに思っていいのかなと思う。FA権行使に関しては、まだシーズン中なので何も考えていない」ということだ。
FA権は、頑張ってきた選手の権利なので、いくらカープファンであっても周りの人間が口を挟むことではない。會澤翼自身が最良の選択をする良いと思う。
広島カープ球団の反応は?
広島カープの鈴木清明球団本部長が5月7日、FA権の資格取得条件を満たした會澤が、現役を広島で終えることを希望しているようだ。
鈴木本部長はきのうの中日戦の試合後、ナゴヤドームの囲み取材で「大事な選手。ウチの柱。この年代は優勝に導いてくれた。これからも正捕手としてやってもらいたい。残留すれば10年以上、正捕手は安泰。40歳過ぎまでやってもらいたい」と強い口調で語った。
条件面について今は白紙を強調したが、「今はシーズン中なので集中してもらいたいが、時間があれば話をする」と慰留のために全力を尽くす考えを示した。
これまでのFA権取得からの流出の顛末を思い出しても、広島カープ球団の全力で慰留するという言葉ほど当てにならないものはない。
カープで生涯現役とか言ってるけど、金銭面や契約年数で折り合いがつかないと、磯村・坂倉・中村がいるのをいいことに、再交渉を認めずに開き直りそうな気がする。丸の時もそうだった。
これから優勝を経験した中堅選手のFA権取得が続いていくため、球団の考えや台所事情も分からなくではないが、現状のカープの低調な打線では會澤が抜けることで、とんでもない痛手を被ってしまうのは火を見るより明らかだ。
シーズン終了後、菊池涼介はポスティングによるメジャー移籍を希望しているので、いなくなる選手として考えて、何としてでも球団には會澤翼を引き止めて欲しい。
2019.10.10更新
[https://sreysroskhmer.com/2662/]
広島カープFA流出の歴史
FA行使師年と選手名
1994年 川口和久
1999年 江藤智
2002年 金本知憲
2007年 黒田博樹、新井貴浩
2008年 高橋建
2013年 大竹寛
2015年 木村昇吾
2018年 丸佳浩
人的補償でカープに来た選手
1994年 金銭
1999年 金銭
2002年 金銭
2007年 赤松真人
2008年 なし
2013年 一岡竜司
2015年 なし
2018年 長野久義