試合が行われた日から1週間ほど過ぎてしまいましたが、試合の衝撃は今でも鮮明に記憶しており、忘れることはないでしょう。
当日は大瀬良が先発なので「楽勝だろう!」と、たかをくくっていたのですが、1回からいきなりボカスカ打たれて2点せ先制されてしまった。
ヤクルトの方も投手のスアレスが1回で降板したり、次の投手が満塁からフォアボール押し出しでカープに1点が入ったりと、 序盤からいろいろ動きのある試合の流れでした。
6回には、なんと名手菊池がトンネルしてタイムリーエラーになり1点を追加されるなど、普段なかなか見ることのできないプレーを観ることができ、非常に満足しました。
大瀬良は6回を投げたところで降板してしまいした。94球・被安打7・失点4という投球内容です。
続いてこれまで無失点のレグナルトの登場です。ですが、 打たれてしまって失点3です。自責点は0なので防御率はまだ 0.00のままです。
7回裏が終わった時点で、7対2でカープが負けています。
8回裏、先頭バッターの鈴木誠也がいきなりホームランを打ってくれました。敗戦濃厚にもかかわらず、球場は最高潮の盛り上がりに達しました。
とにかく鈴木誠也のホームランがすごい! すごい破壊音を残して一直線のライナーでバックスクリーンまでぶっ飛んでいきました。
鈴木誠也の後、西川と會澤は凡退して8回の裏は終わったのですが、何かが起こるんじゃないかと言う期待感がマツダスタジアム全体を覆っていました。
8回の裏が終わったところで球場のお客さんはかなり帰ってしまいました。広島市外・県外からわざわざ来てるお客さんもいるのでしょうがないなぁ~
今日は鈴木誠也のホームランを見れたし、菊池のエラーも見れたし満足したという気持ちはあったけど、9回表に期待の若手投手・山口翔が、全く危なげなく三者凡退に斬って取ったところで、「9回裏なにかが起こるんじゃないか」という、根拠のない気持ちがふつふつと湧き上がってきました。
さあ、9回裏カープの攻撃です。 菊池・バティスタと塁に出てここで鈴木誠也の打席です。絶対打つと思ってたけど、またもや綺麗にセンターにタイムリーヒットを打って4対7です。
その後も磯村がタイムリーヒット、田中広輔がフォアボールを選んで満塁、 小窪がガッツポーズでフォアボールを選んで押し出しでとうとう同点になってしまった。
次の打者の野間がヒット打っていて1点入れば、山口翔のプロ初勝利が確定する状況で、レフトフライに終わり延長戦に突入です。山口翔の次回登板に期待です!
10回表は、中崎が珍しくランナーを一人出しただけでチェンジになった。
10回裏、バティスタがボールを選んで出塁、バッターは鈴木誠也。 もうこの時点でマツダスタジアムにいるお客さん全員が鈴木誠也がサヨナラホームランを打つと確信していました。
安心してフルカウントまで、ピッチャーとバッターの駆け引きを楽しんで、鈴木誠也はシナリオ通サヨナラホームランを打ちました。
七夕の奇跡とかこれまで様々なターニングポイントになる試合がありました。2019年を振り返った時に間違いなく5月15日のヤクルト戦の鈴木誠也のサヨナラホームランは4連覇に向かってポイントになるホームランだったと語られることでしょう。
本当にすごい試合を、球場で観戦することができたことを幸せに感じます。ここから優勝までは、まだまだ道のりは長いが4連覇を達成し、必ず日本一になることを予感させる試合だったことは間違いありません。
カープ試合観戦アルバム
試合前にしっかりウォーミングアップ
カープオフィシャルカメラマンのやまべさんを激写できました。
お約束のスライリー
鈴木誠也と仲良し西川龍馬
先発大瀬良大地
期待の若手・山口翔
押し出しフォアボールを選んだ小窪選手
もみくちゃ鈴木誠也とピンクスライリー
長野選手も祝福、鈴木誠也とピンクスライリー
『最高で~~~~す!』鈴木誠也
試合時間4時間30分で、お酒もかなり飲んで大騒ぎしていると、なかなか写真も撮れません(泣)
また、凄い試合を球場で観れることを祈って、頑張って広島カープを応援します!