年の瀬も押し迫ってまいりました。クリスマスイブです。
フィギュアスケートでは羽生結弦さんが相変わらず次元の違う演技をしていました。全日本選手権は彼が優勝でしょう。オリンピックはわかりません。場所が中国ですから。
くまのプーさん好きの羽生さんを習近平が目の敵にしているかも知れません。常識が通用しない国ですからね。
さて、2021年のカープのホームラン。カープ2軍マネージャーで復帰した下水流さんの2018年豪雨災害明けの巨人戦のサヨナラホームランのような感動の1発は残念ながらありませんでした。
三連覇中は毎年10試合以上サヨナラ勝ちがあったのですが、今シーズンはわずかに1試合... 後半イニングに弱かったということですね、逆転のカープはどこへ、涙が出てきます。
そんな中でも、「なかなかよかったんじゃないの!」というホームランをランキングで3本発表します!
本当はベスト10くらいやりたいのですが、できないのよね~
第3位:宇草孔基、メジャー帰り田中将大からプロ初ホームラン!
たぶん4番にはならない、メジャーへもいかない、でもホームランも打つし足も速い。元カープの金本知憲タイプの選手だと思います。
試合は森下暢仁VS田中将大で大盛りあがり!
宇草くんのホームランは結構飛距離もありかなり飛ばします。このホームランもバックスクリーン左のグランド最深部まで運んでます。
来シーズンはやってくれるはずです、20本。本人も守備が課題と言いますが、それを補ってありあまるくらいの打撃を見せてください。
キャプテン野間・長野さんの出番がなくなるかも!?
ちなみに林晃汰もこの日、田中将大からホームランを打ちました。カープの未来は明るい!
第2位:どすこい山口のノーノーを砕く野間の1発!
来シーズン野手キャプテン・野間峻祥の今シーズン第1号ホームランが、それまでノーヒットノーランをやっていた巨人・山口の野望を打ち砕く起死回生の先生ホームランになりました。
ライトスタンド中段まで飛ばしました。何だかよくわからんけど感動しましたよ!
1-0のまま9回は栗林くんがピシャリと三者凡退で試合を終わらせました。
野間の事よりも、最近のテレビで栗林くんがいちばん印象に残る試合と言ってたことが納得させてくれました。
文句なしの第2位ですよ!
第1位:坂倉がかっ飛ばした今シーズン唯一のサヨナラホームラン
2021年9月7日、この日4打席バッターボックスに立てば規定打席に到達する坂倉将吾。
4点ビハインドの9回裏、ピッチャーは中日のクローザー・マルティネス。西川龍馬・鈴木誠也のタイムリーヒットで2点を返す。
ランナー上本と鈴木誠也。打席に規定打席に到達ホヤホヤの坂倉。初級は高目ストレートをファウル、2・3球目のストレートはボール判定。
この時思いました、「なんかボールが高目に寄せられてるし、真っ直ぐしか投げんのんかい!」と...
思いっ切り投げた4球目ストレートも、「高い!」と思ったら、156kmのインハイをマン振りしたライナーせいの打球はライトスタンド中段に突き刺さりました。
逆転サヨナラ3ランホームランですよ。坂倉はプロ初のサヨナラホームラン!
ダイヤモンドを一周して、ホームベース上で鈴木誠也とジャンピングハグは最高でした。
ちなみにこの試合で鈴木誠也は小笠原から2本ホームランを打っています。
坂倉はこのあと打率が急降下してスランプになったんですけど、最終的には打率ランキングは誠也に次ぐ2位。
来シーズンからカープの打撃の要です。小園と首位打者を争ってください、お願いします。
ランキング発表は以上ですが、鈴木誠也の感動のホームランはないの?
6試合連続ホームランも記録したのになぜ?
なぜか今シーズンはドラマチックなホームランがなかったんです。
ですが、内容が玄人好みの1試合2ホームランがあるんです!
番外編:阪神首脳陣を奈落に突き落としたホームラン
鈴木誠也は1試合2ホームランをよくやるんですが、10月17日の甲子園での阪神戦は、「すごい!」と唸らせる2本のホームランでした。
阪神戦といえば、カープの天敵・秋山や西がだいたい先発するんですが、鈴木誠也は西からも1試合2ホームランを記録しています。
鈴木誠也以外の打者はケチョンケチョンにやられるんですが、誠也はけっこうカモにしています。
10月17日この日も秋山が先発。しかも甲子園、嫌な予感しかしませんでした。
秋山も調子に乗って、スポーツ新聞記者に「鈴木誠也だけは細心の注意を払って絶対に抑える。」と前日に豪語していました。
[https://www.daily.co.jp/tigers/2021/10/16/0014764151.shtml]
試合は林・宇草のアベックホームランで2点先制。4回に鈴木誠也の2打席目が回ってきました。
この日の秋山は変化球はあまり投げず、ストレートをコーナーに散らしてバッターに対峙していました。
初球はインハイストレートでボール、2球目はアウトローの低速カーブ。鈴木誠也を舐めています。その後も一所懸命コーナーに力ない真っ直ぐを散らしています。
一所懸命頑張っていたのに、フルカウントからのラストボールが、109kmのナックルカーブが高目に逝っちゃったのよ~ 誠也を舐めるからそんなことになるんだよ!
鈴木誠也は、緩いカーブをひと呼吸置いてマン振りですよ~ 左中間の一番深いところまで打ち込みました。
秋山くん、マウンドで泣きそうな顔していました。笑えます。109kmの球を投げたらびっくりするとでも思ったのか!?
来シーズンはもう天敵とは言わせないぞ!
そして8回の鈴木誠也の打席。ピッチャーはセットアッパー・アルカンタラ。よくわからない外国人選手です。
トヨタの車のアルカンターラバージョンなら知っています。
外国人ピチャーですからね、鈴木誠也相手でもガンガン投げてきます。何も考えていません。阪神ベンチは「鈴木誠也とは」っていうのを教えてやれよ!
2ストライク取って余裕なんでしょうね。打ちごろの高さの真っ直ぐを思い切って投げてきました。
ウヒョー 154kmなのねーー
でもね我らが鈴木誠也なら打てるんですね!
秋山から打ったホームランと全く同じ場所へボールを飛ばしました。38号ホームランです。
この2本のホームランの何がすごいかと言うと、109kmの低速ボールと154kmの高速ボールを同じ日にホームランにするというところがすごい!
2本目のホームランを見た時には震えましたよ!
鈴木誠也自身もこの2本でやりきったという感情が湧いてきたんでしょうか、このホームランが今シーズン最後のホームランになりました。いや、日本最後のホームランになった。
この試合以降、欠場もあったけどホームランよりは打率優先に舵を切ったように感じました。
あれだけのスピード落差があってもホームランを打てるので、メジャーでも大丈夫でしょう。
最初はさらなるスピードボールに戸惑うところもあると思いますが、すぐ慣れますよ。
必ずメジャーでも活躍できます!
でも翌日の阪神戦でスアレスの163kmのストレートに三振して、「まじかよ!?」って顔していたのはナイショです...
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