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カープ・コルニエルがまさかの今永とがっぷり四つの1失点 新井監督は8回の代え時を間違えたのか?

2023年4月22日

コルニエル

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カープ 0-1 DeNA

侍ジャパンの決勝戦先発投手・今永昇太、2020年目標は大瀬良大地と言っていた若者は早春には大瀬良大地を飛び越えて海の向こうで投げていました。

今や日本を代表する左腕投手。そんな彼が普通の状態だったら打てませんよ!

カープの打線は5安打6三振無得点。外国人選手を含むクリーンアップはノーヒット。こんなもんですよ。さらにカープお得意の山崎康晃もキレッキレでした。聖人・秋山さんが空振り三振するくらいです。お手上げですわ。

「いつまでホームラン0本の4番と打率1割台の外国人助っ人を使うんだ!」と言いたくなる気持ちもわかります。昨日の試合では誰も打ててないのでチャンスを潰したとかないですからね。

DeNAの打線も宮崎が3打数3安打と今永が1安打の計4安打です。タイムリーなしの1得点。

スポーツ新聞は、「今シーズン3度目の完封負け!」などと言っていますが、シーズンでも1度あるかないかの至高の投手戦でした。

その投手戦を一歩も引かずに戦ったコルニエルは称賛に値します。

8回もコルニエルはマウンドに上がりました。疑問に思ったカープファンも多いでしょう。この日1軍昇格した矢崎から栗林さんへの万全のつなぎを期待しますよね。

新井監督は試合途中で点を取られるまでコルニエルでいくと決めたようです。

「点を取られる前に交代しろよ」と言いたくなるのも理解できますが、たとえ8回頭から矢崎が投げて無失点でも、今永と山崎の調子の良さだと8・9回の攻撃で得点できない確率が高かったような気がします。

「やってきなければわからないだろう」と思われますが、8回コルニエルがどうなるかもやってみなきゃわかりませんからね。

新井監督の判断は間違ってないです。CSや日本シリーズじゃないんだから当然です。

コルニエルの変身

コルニエルが来日初先発。2021年にコルニエルが1軍デビューする時も、フェニックスリーグで好投したのを受けてのものでした。

1軍デビューからずっと中継ぎ登板が続きました。当時NPB最速の165kmを計測。島内とともに、「やっとカープにも剛速球投手がやってきた!」と喜んだものです。

しかし、コルニエルのボールは球速は速いもののボールに威力がないんですかね。ホームラン含めてバカスカ打たれました。軽いストレートは球速が速くても打たれるのがプロの世界ですよ。

さらにどんなに打ち込まれて降板させられても、ベンチ戻りのラインをまたぐ時にスキップするのが本当に頭にきました。陽気なドミニカンなんですね... 今は許します。

今回の登板もフェニックスリーグ・2軍の試合に好投したのを買われての1軍先発デビューです。疑心暗鬼でしたが、正直ここまで好投するとは思いませんでした。

完全に変化球投手に変身していました。

佐々岡さんから教えられたカープを操り、黒田アドバイザーから伝授されたツーシームを自在に使い、これらの変化球のコマンドもバッチリでした。

特筆すべき点はスプリットを球速144kmで投げれることです。びっくりしました。そこら辺のピッチャーの投げるフォーク・スプリットより球速10km以上速いです。

スプリットの精度を上げれば、対バッターに関してはいい仕事できると思います。

あとはランナーを背負った時ですね。きのうの8回の連続四球でノーアウトでランナーを2人背負ったけど、フォアボール出さなければランナー背負うことないですからね。四死球は5個でした。

現状ヒットはなかなか打たれないんだから、無駄な四球を減らせば楽勝でイニング食って勝ち星を掴むことができます。

陽気なドミニカンゆえに、好投するとすぐ調子に乗ってしまいます。悪い方へ調子づかず、良い方向へガンガン調子に乗ってください!

がんばれ!コルニエル!

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